クテマが来る日 |
当初の「6月11日イタリアから発送」という予定がずいぶん早まったものだ。
イタリア製品はこれまでもクルマ、家具と少なからず購入してきたが、納期が絶望的に見えなくなることはあっても早まることなど前代未聞。都度状況を連絡してくれる「フランコセルブリン」社と輸入元の「アーク」の努力のおかげなのだろう。
ところで、納品予定日だった昨日8日、有給休暇予定を返上して出社したにもかかわらず、仕事自体はサラリーマン生活何十年の中でも実にくだらないものだった。
こんなアホな仕事のためにクテマの納期を遅らせてしまったことに大後悔。ちくしょう、こんなくだらないアポイントぶっちぎって休めばよかった。
うぅ、今ごろはクテマと向き合って至極の時間を過ごせていたはずなのに。
さて調整後の納期だが、輸入元と相談しなおして6月15日(金)になった。
今度こそは万難を排して休暇をとるのだ。
(納期の調整は、代理店と直接メールでやりとりとなっている。間に販売店が入るよりも効率的で良い)
部屋の方は、クリーン電源とQRDアブフューザー、ディフラクタルなどの導入でかつてないほどの良い環境が実現でいている。
クテマを迎え入れる環境はすでに整った。
あとは1週間ガマンするだけ。
そういえば新しいステレオサウンドのパワーアンプ特集、将来的にクテマ用のアンプをどうしようかという興味もあって期待して購入したのだが、テストの対象となった機器の選択が興味対象外のものが多かったせいか、視聴レポートが表面的だったためか、なんだか今ひとつ面白みにかけた。
そんな中で唯一、ViolaのForteには興味がひかれた。これにCadenzaというプリを組み合わせたら、クテマをどんな音で鳴らすのだろうか。
そして新しいマークレヴィンソンのアンプ「ダニエル ヘルツ」。この音も興味深い。これも輸入元はアークなんだな。
草食主義でホモだというウワサのマークレヴィンソン氏(真偽の程は不明)のアンプ、さぞや繊細な音で鳴るのだろうなと思う。
それはきっと私好みの音に違いないのだ。
本命は安心のアキュフェーズの40周年シリーズ(プリと今度出るパワー)だったりするのだが、Violaもダニエルヘルツもアキュフェーズより安いしなぁ...、などといろいろ考えている自分の金銭感覚の麻痺ぶりに驚く。
クテマをきっかけに、本格的なオーディオ散財地獄に落ちてしまったものだとつくづく思う。