ライカM10。イノベーションで、レボじゃなくエボ |
ポルシェ買ったかって?そりゃ無理無理。
2016年製ポルシェ911。レボじゃなくエボなクルマ。その精神がかっこいいよねー。911になりたいライカ(多分)。
フォトキナかな?CESかな?とじらされて、本日ようやく発表、ライカM10。
ライカジャパンのHPを見ていたら、
「…伝統と革新技術の融合…」
「革新ではなく進化へ」
などと書いてあって、 革新だけど革新じゃないの?なんか変じゃない?と思ってグローバルサイトを確認。
元の言葉は、
「…heritage and technical innovation…」
「Evolution instead of Revolution」
あーそういうこと。
ポルシェ911に少しだけ近づいた感じ、かな。
まぁ、どーでもいいこと。我ながら暇。
さて、このM10、なによりすごいと思ったのが、
売り文句の一番が「ボディのスリム化」。
「フィルムMみたいに33.7mmになった」って。
しかもどうやら裏側じゃなく表側を削ったというコロンブスの卵的な処置。
こんなことするのは、こんなことを売りにするのは、ライカMだけだ。
と、そのニッチさにものすごく感動。
まさにレボじゃなくエボ。
こういうばかばかしさが高額品のあかし。
そりゃ背面液晶パネルを平気で外してくるメーカーだもん。
素敵です。ライカ様と呼ばせてください。
でもね、
■センサーゴミ取りとボディ内手ぶれ補正は欲しかった。
ボディ薄型化で無理だって?
それこそtechnical innovationして欲しかったところ。
■ISO50000まで対応。ようやく世間並みスペック。実際は見てみないとわかんないけど。
でも肝心なのは下の方。
ISO100スタートにはなったけど、SL並に50とか、更には25とかにしてほしかった。
それこそMらしいエボだと思う。
ズミルックスにNDフィルター付け外しするの、超めんどくさいし。
■それとEVF撮影時のシャッターレスポンス、まともになってるといいな。
typ240はひどかったから。
いや、違う違う。
ゴミ取り?手ぶれ補正?ISO感度?シャッターレスポンス?
何言ってんの?ばっかじゃないの?つまらないよ。だったらニコン買い戻せよ>俺。
ライカ様に対して陳腐なことを言ってしまった。
ライカ様のM10はお布施を払ってありがたく所有させていただくカメラなのだった。
「あれがない」「これはどーした」などとご託を並べてはいけないのだ。
じゃあ買うのかって?
そ、そりゃもちろん、スリムになってかっこいいし、私ばかですからお布施払います。
狙うはM10-P。
早く出して。