太陽光発電パネルをつけられない大和ハウス |
田舎なので都市ガスインフラがなく(プロパンやだし)、当時の電力会社のクリーンで賢いイメージの広告にも影響され、オール電化住宅を選択した。
ところが東日本大震災によって、原子力発電の汚さが判明。次々とあきらかになる原発ムラの卑しい仲間たち。政治家・役人・学者・メーカーなどがつるんだ国家レベルの欺瞞と隠蔽。
さらに明らかになった東京電力の傲慢な企業体質。
原発援助交際費や社員の豪勢な福利厚生費まで電気料金のコストに組み込みつつ、放漫経営体質を治すでもなく多額の税金支援を要求し、さらに火力発電の燃料高騰を理由に法人の電気料金を驚愕な料率で値上げした。
ウチは中部電力との契約なのだが、浜岡原発も停止したままだし、電力会社というものの体質を考えると、オール電化を支える深夜電気料金なんていつ廃止されるかわからない。
なんといってもオール電化をささえていたのは原発なんだし。
そうとは知らずオール電化を選択してしまった負け組として、電力会社に振り回されたくない!
脅迫停電なんかに屈したくない!
ということで、太陽光発電パネルをつけようと思ったのだが...。
ハウスメーカーが大和ハウスだし、大和ハウスのHPでも太陽光発電パネルでリフォームしようみたいなことを載せているので、当然お金さえ払えば問題なく付けてくれると思っていた。
問い合わせて3週間。大和ハウスのリフォーム担当という人間から電話でようやく返事が来たかと思ったら。
「屋根の強度が足りないので、パネルをつけることはおすすめしません」だと。
ぎゃぼー!
まさに想定外の回答。
もう少し突っ込んで聴くと「80cmの豪雪地帯なので、雪の重さとパネルの重さで家の強度が足りない」とのこと。
「屋根の表面の素材の問題か」と聞いたらそうではなくて「もっと構造的な強度の問題」だって。
「・・・」あまりのことに言葉を失う。
それにここ80cmも雪積もらないし…。
太陽光パネルの話なんてすっとんで、そもそもこの家大丈夫なのか?と心配になる。この家、そんなに弱かったのか?
大和のXEVOは工業製品としてとても頑丈な家というイメージを持っていたが、ものすごく裏切られた気分だ。
リフォーム担当には腹いせ紛れにさんざん悪態ついて電話をぶった切り、東京本社の営業に連絡する。
「そんなことはないですよ!もともと寒冷地で積雪も前提にして強度設計してあるはずだし、そもそも強度不足で太陽光パネルがつけられないなんて考えられません!しばらく時間をください。確認しますから」
頼もしいような不安なような営業コトバ。
さてそれから1週間、まだ返事は来ていない。
でもいったいどんな返事がかえってくるのだろう。
ダイワなんかにしなけりゃよかったと後悔するような返事だけは欲しくない。