ベンツ GLA250オフロード購入 |

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事務的なGLA250のインテリア。ブラックに赤いステッチが野暮ったさを強調させる。この辺はイタリア車には敵わないところだけど、もう遊びは無用。これこそが大人の選択なのだ。
AクラスのSUV版、GLA250オフロードを購入した。
フィアット500Xにも試乗したが、車の出来や販売店のやる気など総合的に判断して、最終的にGLA250オフロード、販売店はちょっと遠いが「株式会社ヤナセ」の松本店で購入することとなった。
ちょうど希望通りの車種の在庫があって4月頭に納車できるという。
私自身はSUV系は好みじゃないが、雪降ったり荒れた広域農道走ったり歩道横切ったりするときに、顎や腹をこする不安から解消されたいとの家内の強い希望なのだ。
それからボディカラーは白。これも家内の好み。
家内が運転手だから逆らえないのだ。
ヤナセの松本店の28歳営業マンは優秀だった。
GLA250にあわせた試乗コースも考えてくれて、アクセルべた踏み加速から、前車追従型・自動ブレーキ付きオートクルーズ(正式名称知らない)までいろいろ試させてくれた。
2002年のアルファロメオ156GTAしか知らない私には、自動ブレーキはここまで実用的だったんだ!と恥ずかしながら正直驚いた。
その他、ホイールのオフセットが何種類かあるのはなんで?みたいな重箱の隅つつく系のいやらしい質問にも丁寧に応えてくれる。オプションなどについても、これはお勧め、これは止めたほうがいいとの意見もしっかりくれる。
最後は値引きでがんばってくれた。
その辺は営業的テクニックなのだろうが、いい気分で買い物させてくれたのだ。
その点では車の販売知識もなく間違った説明をする上に、客に説教までし、あげく値引きもしようとせず事務的に商談を進めようとした某販売店とは大違いである(家からも近いし、当初はここでGLA250を買う予定だったが、思いとどまってよかった)。
繰り返しになるが、自動ブレーキの性能には本当に驚いた。
別の販売店で何度かボルボにも試乗したが、そんな機能を試させてくれたことは一度も無い。それを試させてくれるような試乗コースでも考えてくれていたら、もっと前にボルボオーナーになっていたかもしれない。
店は大事である。
「ベンツブランド体験」も、六本木コネクションでイメージアップして、近くの某販売店で急下降し、ヤナセの松本店でまた上昇した。
ベンツと言ってもヒエラルキー底辺のAクラスベースのSUVだが、「もうすぐベンツオーナーになれる」と家内はご機嫌である。
いままでアルファロメオばかりに乗ってきて、またポップなフィアット500Xにも試乗して違和感を感じた家内。子供っぽいイタリア車から卒業し、しっかりした作りのベンツに乗る歳になったと感じたらしい。
大人になったら、イタ車からドイツ車へ。
ありがちな道。
とはいえ私としては下取りで金額がほとんど出ないアルファロメオ156GTAをどうするか、そして予想以上に早い納車のために金策をどうするかで頭を悩ませている。