ネット業者の電話セールス |
鬱陶しいネット業者に猫パンチ!
77歳の義母がネット業者の電話セールスを受けて大変なことになった。
もともとは、回線はNTT東日本のフレッツ光、ネットはぷらら光との契約で幸せに暮らしていた。
ところがある日インターネット接続できなくなったことから混迷の日々が始まった。
なんでつながらないの?と紐解いていったら、以下のような事情が判明。
1)半年くらい前に、ビッグローブの「お得になりますぜ」の電話セールスを受け、よくわからないまま「コラボ」契約をしてしまったらしい。
2)その直後、テレコムサービスからも「お得になりますぜ」の電話セールス。
またまたよくわからないまま契約をすすめてしまったらしい。
でもこれはビッグローブとのコラボ契約が邪魔だったらしく「契約できない」と断ってきたからよかったよかった。
今にして思えば。
3)ということで、
プロバイダー契約が二重になってしまった上、コラボなので知らない間にNTT東日本の契約が外されていた。
そしてぷらら光から料金滞納を理由に契約を打ち切られた(口座引き落としなんてしないのだ)。
…ということが、ネット業者のなかなかつながらない電話で確認しまくりながらようやく分かってきた。
4)ビッグローブのコラボ契約を生かせばそれはそれで良かったのかもしれない。
でも実家の回線はBフレッツ+PR200ルーターという昔のままなのだ。
ビッグローブ光の新規契約窓口に確認したら、ネクスト光以降にしないとコラボ契約はできないんだって。
じゃあ今の契約はなんなんだろう?
そんな説明、半年前の電話セールであったのだろうか?
いやきっと電話口で一方的にぺらぺらっと説明はしてるんだろうな。
ちっ。
ということでビッグローブに対して不信感爆発。
即刻縁を切らしてもらうぜ!
ということで「元に戻す」大方針のもと、ふたたび長い旅が始まった。
1)まずビッグローブとの解約。解約窓口の男が違約金とか四の五の言ってたが、とにかく解約。去れ!
2)ぷらら光との契約再開。すんなり。ふぅ。
3)ビッグローブ解約に伴う後始末。やれやれ。
まずは違約金だって。
ちっ。手切れ金だと思ってさっさと済ませちまうぜ。
でもそれだけでは済まなかった。
1)コラボ契約解除すると、元の電話番号も失ってしまうんだって。
なんでだよ。
実家は商売してるから電話番号は手放せないのだ。
番号保存しながら「NTT東日本のフレッツ光」に戻すには一旦アナログ電話に戻さないといけないんだって。「権利の復活」のためらしい。
なんだそれ。
ビッグローブ光の回線撤去工事と同時に、NTTのアナログ復活工事が必要なんだって。
フレッツ光にするための暫定措置なのに、アナログ屋内回線を引きに来る。
望んでも無いのに2,000円から10,000円の工事費をとるんだって。はぁ。
なんてことをビッグローブとNTTコラボセンターの両方とやりとりしないと進まない。
お互いにそれぞれのことはよく分からないんだって。
契約するときは一体だったくせに、解約にはそれぞれと話さないといけないのか。
いらつく。
2)それからフレッツ光は「Bフレッツ」には戻せないとのこと。
Bフレッツから「ネクスト光」に、それに伴ってルーターも現行型に換えないといけないらしい。
こんどはNTTの新規契約窓口だ。
こっちは新規窓口だからか、対応がにこやか慇懃だ。
でもこれも金取るんだろうな。
そんなこんなで、インターネットがつながらなくなった日から2ヶ月半くらい経過しながら、まだ途半。
これからビッグローブ光の廃止工事、アナログ電話期間を経て(この間ネットは不通)、ようやくNTT東日本のフレッツ光にもどれるのだ。
といって元通りではなく、ギガビットの過剰サービスにアップグレードせざるを得ないのだが。
まだ謎はたくさん残っている。
でもネット業者と電話で話すと疲れる疲れる。いらつくいらつく。
なので真相究明はストップ。
段取り優先で行くのだ。
それにしても、
ネット業者の電話セールスは本当に不愉快だ。
実家は商売してるから電話帳に電話番号載せている。
業者はそれを見て電話してくるのだろう。
そういう家は高齢者が多いと思うが、確信犯でやってるんじゃないか?
目に見えない複雑怪奇な回線商品を、相手が理解していようがいまいが、ぺらぺらと一方的にしゃべりまくって老人に売りつける。
「そのままで、お得になります」という殺し文句で。
そして解約しようとすると、違約金だとか、元に戻せないとか、いろいろ手続きがいるとか、工事費かかるとか、四の五の言いやがる。
売るときは「お得になりまーす」「面倒な手続きいりませーん」なんて愛想がいいのに、
解約するときは、つながらない窓口、面倒くさい手続き、無愛想な対応が待ち構えている。
得するはずが、経済的にも精神的にも物理的にも大損こいた。
最終的にどのくらい大損こくことになるのか。
くそぅ。
「高齢者を食い物にする」
ネット業者に対して私はそういう印象を強く持った。
こういうセールスをなくさない限りネット業者の二流イメージは変わらない。