iPurifier SPDIF導入。その他諸々。 |

Telos350のデジタル入力にiPurifierを刺したところ。そのおしりに6mのGoldmund Lineal DIがぶらさがっている。クロックインジケーターの色が同期した周波数で変わる。ウチの場合マゼンダ(ちょっとわかりにくいけど)。96KHzで同期中。
さてもう一個買おうかなぁ。
1)iPurifier SPDIFの導入
Mimesis 24MEとTelos 350を6mのデジタルケーブルでつなぐと音が少し固くなってしまう(3mと比べて)。とはいえ機器レイアウト的には6mで行きたいんだよなぁ、困ったなぁ💦と悩んでいたのだが。
こちらのブログで「iPurifier SPDIF」という商品を知った。6mでデジタル信号が汚染されるなら、DDコンバーターとクロックジェネレーターでリクロックさせたらどうだろう?と思っていたけど、まさにそういうことをスマートにやってくれる商品なのだ。iFiオーディオという英国のメーカーで、PCオーディオやヘッドフォンオーディオ世代むけの商品展開を行なっている。24MEのデジタル伝送もPCオーディオみたいなものである。HPには「ピュリファイア(浄化)」「リクロック」「リジェネレート」とキーワードが並ぶ。いいねぇ!おらワクワクしてきたぞ。
ブログには「結果も上々」と書かれている。即、真似させていただきました😆。
ヨドバシ.comでポチって翌日到着。早速Telos350のデジタル入力端子に刺して、6mのデジタルケーブルを接続する。刺した直後からフワッと来た。3mのデジタルケーブルよりもふわっと来た。
この音の激変ぶりと来たら、砂漠にしみ込む水のごとし。いままでの環境が余程酷かったのかもなぁ。-10が-5位になっただけなのかもしれないけど。
史上最大のフワッと感。オーケストラの弦楽器がサワサワと心地よい。ごろ太を触っているみたいだ。いや分解能が増したと言えばいいのか?音の微粒子がフワーフワーと舞い上がる感じがかつてない。生音ってこんな音だっけ、とも思うけど、このハイエンドっぽい響きは麻薬だ。ああ幸せな気分なり😊。
いままで歪みにマスクされていたGoldmundの個性がようやくでてきたのだろうか。私のオーディオ原体験であるQuad ESL63の音にも近い。
念のため、口の悪い家内😤にいつものブラインドテストを行う。
「ふわっとくるけど実体感もある、いいよ」と珍しくお褒めのコトバ。
「Chikumaに変えたのか?」と聞かれたので、ここ最近の打ち手がみな同じ方向で作用しているということだなぁと確信。これでChikumaの電源ケーブルと電源ボックス入れたらどうなるんだろう。じゅる😋。
今のところiPurifier SPDIFの導入は1個だけ。通常のステレオ伝送に戻してつないでいる。もう1個追加してモノラル伝送にしたらどうなるのだろう。でもステレオ伝送でこれだけ良いならこれで十分か、とも思う。こころざしが低いというか😆、それほど良いというか。
2)BL型ラダーケーブルとの相性問題。
3芯のBL型ラダーケーブル一式をレンタルしたが、ウチには合わなかった。想定外の結果にびっくり。
1.5m 8段のRCAラインケーブルでCH Precixion D1と24MEの間をつないだときの音。6m 8段のスピーカーケーブルでTelos350とクテマをつないだときの音。いずれも音が固くなってキンキンするのだ。
試しにRCAラインケーブルをサブシステム(ソニーSCD-XA5400ESとGoldmund Telos390.2)につないでみたがやはり同様の結果だった。
今スピーカーケーブルとして使っている12段のSP型ケーブルは余計な音が一切しないとてもいいケーブルなんだけど、そのSP型より上級のBL型ならもっと良くなるに決まってるという短絡思考が招いた結果😆。
それにしてもなんでだろう。
それともう一つ、BL型ラダー電源ケーブルの謎。
2m 8段の電源ケーブル。CH Precision D1の電源ケーブルに使用したところ、やはり音が固くなった。それに加えて、D1のジョグダイヤルに触れると指にピリピリと刺激がくる。静電気の一瞬パチではなく、撫でるとずっとピリピリしているのだ。漏電😰?
マルチョウエンジニアリングさんにも聞いてみたが、電源の極性が間違ってなければ原因不明とのこと。
CH Precision D1に付属する電源ケーブルはプラグの刃がロジウムメッキされているが(下地は不明)、D1の音(色彩感があって強い音)作りに影響していると思われる。問題が無ければ安易に変えない方が良いという結論。
3)Goldmundプリアンプの電源ケーブルにも謎が。
CH Precision D1のピリピリ問題で電源ケーブルの極性をチェックした時のこと。24ME付属電源ケーブルのIECコネクター側に検電ドライバーを刺したところHOTとCOLDが逆になっていることが判明。なんでやねん😓?37Sigもチェックしたけどやはり逆。両方ともだれかが改造したとか?まさか。
Telos350は合っていた。
あ、もちろん壁コンの極性は合ってますよ。
これも音作り?まさか。
電源周りはよくわからないことだらけ。

BL型ラダーケーブル取替後の音が、固くてキン付くのは、ケーブル自体のキャラクターなのか、機器やセッティングとの相性の問題かは分かりませんが、ケーブルを新たに購入しなくても済んだ事で、今ご使用中のケーブルへの愛着心が高まったのではと思います。
そして、ぎゃぼさんが理想とする音に間も無く到達しそうな気配をひしひしと感じています。
おはようございます。コメントありがとうございます。
いや、それがですね...。
絶対やってはダメだと自分に言い聞かせていた3mのデジタルケーブル接続。やってしまいました。6mよりずっといい。そりゃそうですよね。そうなると、やっぱり1.5mを試してみたくなるのが人情。ということで元の木阿弥。いちど1.5m試してみないと気が済まなくなりました。モノラル接続も最後まで試さないと、と。
そうなると長いスピーカーケーブルが必要になって、SP型で良いかなぁとか、とか。
それと高域がすっと伸びていい音になると、新しいキンキンに気付きます。歪みっぽいキンキンというより金っけがある音。センターに置いたTelos350の放熱板が鳴いているような...?
勝手にしろ!という感じですよね😆。

新しいキン付きも、テロス350からっぽいですか?逸品館のオーディオボートで、改善されると良いですね。
勝手にしろよとは思いませんが、ぎゃぼさんが「細かな味付けの部分は好みの問題で、他人がとやかく言うものではないゾーン」の高みにまで達しているのは確かかと思います。
私はかつては、アバロン➕フルゴールドムンド(中堅機種)で、空間に漂う音の美しさにウットリしていました。
現在のシステムでは、実体感のある再生音には満足している反面、美音のウットリ感は後退しており、昔のシステムで聴きたくなる時があります。
ぎゃぼさんの再生音は、私のかつてのシステムの延長線上にある気持ちの良い上質な音なのだろうと勝手に想像しつつ、ぎゃぼさんの奮闘を応援させて頂いている次第です。(ぎゃぼさんの音を聴いた事もないのに、説得力はないかもしれませんが・・・宜しくお願い致します。)
応援ありがとうございます。
コメントいただくとモチベーション上がります。いろいろ頭の中も整理できます。
トータルコーディネート...まさにそうですね!こちら叩けばあちらが出っぱる。求められるのは部分最適でなく全体最適。平たく言えば帳尻合わせのセンスが問われますよね、オーディオ。
「RCA>スピーカー」は知りませんでした。ただ「デジタルケーブルは出来るだけ短くした方が良い」という当たり前の話が、おバカな私にもようやく実感できた次第です😆。もう迷いません、多分...。
いえいえ「ゾーン」ははるか先。ゾ〜ン!
アバロン+ゴールドムンドのゴールデンコンビは憧れです。しかもフルムンド!じゅる。私のシステムは、その延長線上なんてとんでもない、足下にも及んでいないレベルでしょう💦。それに空間表現を追求するならクテマではないと思いますし...。
「フワッと」という表現をブログ上で多用するのは、私の語彙不足からです。すみません。
今年は「歪み」除去が課題。そのチェックポイントにしたのが「フワッと感≒キンキン除去」なんです。私はへなちょこなのでチェックポイントを増やしても収拾つかなくなるだけと危惧して絞りました。できるだけ「音乗せ系」ではなく「余計な音除去系」アクセサリーを選択しています、多分。iPurifierは血迷いましたが。
なので「細かな味付け」は遙か先です。「歪み除去」して人並みにスタート地点に立とう、というそんなレベルです。
では最終的にはどんな音を求めているのか。
うーん、自分でもよく分かってないです。強いて言えば、昔使っていたQuad ESLとESL63 Proの「あの音」を無意識に求めているような気もします。「あの音」って何と問われると、これまたうーん。すごい空間表現もすごい実体感もなく迫力もない。ただ地味に普通な音。でも、まるで猫を触っているようなやっこやっこな音触。猫を触って幸せな気分になる様に、聴いていると幸せになる音。「幸せになる音」はオーディオ的にどんな要素に分解できるのか、浅学な自分には分かっていないのですが、かなり主観的な話。でも突き詰めちゃうと「自分とはなんなのか」まで行きそう。でも空っぽな自分に気がつきそうなので、思考停止中です😆。