ライカM10-P ファーストインプレッション |
M10-Pシルバー君が我が家に着てからずっと雨模様だったが、今日ようやく晴れたので、早速アウトドアへ連れ出してみた。といっても庭だけど。
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2018年 09月 16日
あれ、庭の写真じゃなかったの?と言われそうだけど、そうなのです。またまたごろ太、寝ている(動かない)ごろ太。M10-Pが来ても撮るものは変わらない、撮ってる人間も変わらない、というかむしろ日々劣化。そんな私にM10-Pは優しく微笑んでくれる、気がする。 M10-Pシルバー君が我が家に着てからずっと雨模様だったが、今日ようやく晴れたので、早速アウトドアへ連れ出してみた。といっても庭だけど。 そこで感じた彼の印象を記す。 結論:なんというか、typ240とほとんど変わらない(汗)。 typ240の発売が2013年春、M10が2017年春。日進月歩のデジカメで4年というのはかなり長い歳月だけど、ほとんど変わらないという印象を返してくるのが凄いと思った。単に私が鈍いだけ? 一番の変更点の「ボディのスリム化」だけど、撮影始めちゃうと分からなくなるよね(笑)。眺めてニンマリするものなのだろう。 ベース感度が200だから、秋の日差しとはいえ、ズミルックスやズミクロン開放だとSSが1/4000に貼り付いてしまうのも同じ。感度ダイヤルで100にすれば一段分有利になるけど、これが固いの。積極的に使おうという気にならない。 EVFを付けるとシャッターのキレが悪くなるのも同じ。M10-Pにビゾフレックスtyp020を付けると、レリーズストロークが長くなって、シャッタータイムラグが大きくなる。typ240+EVF2より余程マシにはなっているけど。EVF(ライブビュー)だと露出の仕方が切り替わるからしょうがないんだろうなぁ。 なんと、時々EVFがしばらくの間ブラックアウトする悪癖まで一緒だった。 レンジファインダーもボディ薄型化に伴って改良されて、ファインダー倍率が上がって視野率も拡大したらしい。でもtyp240との差はよく分からなかった。28ミリのブライトフレームは相変わらず見にくい。 勿論、typ240より進化したと実感できるところもある。 画質。開発者によれば発色はM9に似せたというが、M9知らないからよく分からない。それよりSLで撮った画像と並べてもホワイトバランスの違和感が無くなった。オートホワイトバランスが暴れなくなった。高感度でのノイズ耐性が高まった。進化といってもどれも2015年秋発売のSL並みになっただけなんだけど。 それから、背面ボタンを減らしてメニュー構造もシンプルになって、その辺りの操作は断然分かりやすくなった。動画機能が省かれたのも効いているのだろう。これも進化。 さてもう一つ。M10-P独自の「進化」として、シャッター音が更に静かになった。その「コトリ」というシャッター音を聞きながら、テクノロジーで未来に向かう日本のデジカメとはベクトルの向きが全然違うことを改めて思い知る。 フィルムMへの回帰。過去に戻ることがデジタルMの進化であり価値なのだということを実感。でもフィルムMなんていじったこともない私にとって、M-P(typ240)からM10-Pへの買い換えにどういう意味があったのか。うん、まるで意味なし。 いえ、開き直ったとか後悔してるとかじゃく、むしろ、だからこそブラックボディも揃えたくなってしまったというか。ま、買わないですけどね…。
by gyabeau
| 2018-09-16 21:42
| デジタルカメラ
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