「LEICA M10」プロファイルが固定された |
M10-PのDNGファイルをフォトショップCCでRaw現像して気がついたこと。
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2018年 10月 06日
M10-PのDNGファイルをフォトショップCCでRaw現像して気がついたこと。 フォトショップCCが今年4月にアップデートされ、Raw現像操作パネルのトップに「プロファイル」という項目が置かれた(ライトルームクラシックCCも同様)。昔「カメラキャリブレーション」という名でひっそりと奥の方にあったものが、先頭に出されたのだ。 先頭に出したということは積極的に使えということだろう、実際便利だ。「プロファイル」のプルダウンメニューから「Adobeカラー」「Adobeビビッド」「Adobe人物」「Adobe標準」「Adobe風景」が選択でき、色味の全体傾向を現像のスタート地点で調整できる。ニコンのピクチャーコントロールみたいな効果が得られる。 気に入ったのでライカSLやM240の現像で毎回使っていた。 因みにライカQを使うプロカメラマンもプロファイルの選択肢が広がったことと「Adobeカラー」の色味の良さを評価している(以前のライカDNGは「埋め込み」と「Adobe標準」しか選べなかった)。 も一つ因みに「ライカ プロファイル」で検索するとこんなサイトを発見、結構勉強になった。 さて便利に使っていたAdobeの各種プロファイルだったが、M10-Pだとこれらがどこかへ消えちゃうのだ。いろいろいじったがどうやっても出てこない。代わりに「Leica M10」というプロファイルのみとなる。他に選択肢はない。 何故? ライカジャパンとアドビの両方に聞いてみた。どちらも親切丁寧、一緒に悩んでくれたけど結局わからなかった。カメラ本体とアプリの両方にまたがる問題は厄介なのだ。 面白いのはM10のDNGファイル(ライカジャパンのHPからダウンロードした)だと上述したAdobeの各種プロファイルが選択できること。M10-Pになってから何かが変わった。 ライカカメラ社がAdobeの各種プロファイルで色味をちょこちょこ変えられるのを嫌がったということだろうか。折角選択肢が広がったと思ったら、また狭められちゃった。 つべこべ言わずライカの決めた色に従いやがれ!ということなのだろうなぁ。 HPに上がっているM10の最新ファームは2.4.5.0。M10-Pは2.4.5.9。ライカジャパンのサポートの人がM10もM10-Pもファームウェアは共通だと言っていたから、次回M10がファームアップすると、M10-Pと同様になるのだろうか。SLもいずれそうなるのかな? だからなんだって? まぁ、ライカ様が定めた色味なんだから従うしかない、というかどうしようもない。PCのディスプレイ上で見る限りは、ライカの埋め込みプロファイルは「Adobe標準」と似ていて、ちょっとだけ彩度が落ちる。まぁその程度。SLやTyp240だと、「Adobeカラー」や「Adobeビビッド」で一発で好みの雰囲気になってくれて便利だっただけに、M10-Pで使えないのがちょっと残念。まぁその程度。 でもね「M型カメラ史上最も静音性に優れたシャッター」とか自慢げに言うだけじゃ無く、こういう仕様変更もちゃんとアナウンスして欲しかったとは思う。 結局何が言いたいんだって? いつもながら解決感のないグダグダな終わり方。いつもながらの私の人生。
by gyabeau
| 2018-10-06 11:44
| デジタルカメラ
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